飢餓状態で消費されるのは脂肪?筋肉?

飢餓状態で消費されるのは脂肪?筋肉?

飢餓状態になると食糧で得られないエネルギー源を体にあらかじめ備わっている脂肪や筋肉でまかなおうとします。

 

飢餓と脂肪消費の関係

人間が飢餓状態に入り脂肪がエネルギー源として使われるメカニズムを簡単に紹介します。

 

脂肪がエネルギー源として利用される流れ

1.私たち人間は日々の活動のエネルギー源として、肝臓と筋肉にグリコーゲンを貯蓄しています。ですがこれは絶食してからわずか1日で血糖となり全身で使い果たされます。

 

2.グリコーゲンが枯渇すると血糖値が低下して、肝臓中の脂肪がケトン体に変化し血流中に増加します。このケトン体が血糖に代わるエネルギー源として利用されることになります。

 

3.肝臓中の脂肪までもが枯渇してしまうと今度は体脂肪や皮下脂肪が血流にのって肝臓に運ばれケトン体に変わり、これがエネルギー源として利用されます。

 

なので飢餓により消費されるのは脂肪よりも先に筋肉ということになります。飢餓の国の人がやせ細って見えるのは脂肪がないからというより、筋肉がないからといったほうが正しいでしょう。

<スポンサーリンク>

関連ページ

飢餓問題の原因とは
日本にいれば無縁の話にも思える飢餓問題。世界では珍しくないその問題はどういった原因で起こるのでしょうか。
飢餓の解決策・取り組み
世界中には飢餓に苦しむ人が大勢います。ただここ20年ほどで飢餓人口そのものは改善傾向にあり、過去10億人いた飢餓人口は8億人にまで減っています。これは各国が解決に向けて取り組んできた結果でもあります。今回は人類が飢餓解決の為にとってきた解決策について紹介したいと思います。
飢餓問題の解決に向け私たちができること
世界の飢餓人口=栄養不足人口は7億9500万人に及ぶといいます。しかも飢餓が原因で亡くなる方の大半は子供。このいたたまれない現状に対して解決への道として私たちができることは何かあるのでしょうか。
世界の飢餓人口に関する情報
世界の飢餓人口についての情報をまとめています。世界の飢餓人口の現状がどうなっているのか興味がある人は是非参考にしてください。
戦争と飢餓の関係
飢餓の問題と戦争は歴史上深く結びついています。今回は飢餓問題と戦争の関係についてお話しています。
飢餓と飽食の違いについて
世界には何億人と飢餓に苦しんでいる人々がいる中で、一部の先進国では飽食により逆に不健康になってしまう人が大勢います。どうしてこのようなことが起きるのか。今回は飢餓と飽食について考えてみたいと思います。
飢餓に苦しむ国
【世界の飢餓人口に関する情報】では世界には8億人を超える飢餓に苦しむ人々がいる現状をお伝えしましたが、では具体的にどこの国で飢餓が集中しているのでしょうか。
飢餓の子供のお腹が膨れている理由
テレビ・ニュースで飢餓の国の実態が伝えられるたびに目に入るのは、腕や足はやせ細っているのにお腹は大きく膨れ上がっている子供たちの姿。あの異様にも思えてしまう症状の原因は何にあるのでしょうか。
飢餓状態とは?症状を知る
飢餓に苦しむ・・・という言葉はよく聞くことかと思いますが、具体的にどう苦しいのか想像できる人は飽食のこの日本ではそう多くないでしょう。今回は飢餓で起こり得る具体的な症状についてのお話です。
アフリカの食糧問題の原因
アフリカの食糧問題の現状・原因について解説しています。

 
HOME